Excel。
名前の定義をすると、関数をはじめ色々と重宝するのは、
ご存知の方も多いと思いますが、この名前の範囲。
アイテムが増えた時にいちいち、範囲選択を調整する必要がある場合があります。
名前の範囲内に新しいアイテムを追加してあげれば、
自動的に範囲は広がるのですが、
一番下に追加した場合は、
範囲外になってしまって、範囲を改めて調整する必要が出てきます。
そこで、ご紹介するのが、【名前の定義+関数】という技。
まず、下図のようなデータがあったとします。
A2:A6に休日という名前が設定されています。
名前の定義を編集するダイアログボックスを出して、
=OFFSET(Sheet1!$A$2,0,0,COUNT(Sheet1!$A:$A),1)
説明すると、
COUNT(Sheet1!$A:$A)は、count関数なので、
数値のデータはいくつあるのか。A:Aは、A列ということです。
そして、OFFSET関数ですが、
数式の状態だと、何をいっているのか?
なんで、0とか1とか入っているのかわからないので、
関数のダイアログボックスで見てみましょう。
OFFSET関数は、基準から指定した数だけ移動させて、参照先を変える関数です。
こうすると、いくぶんわかりやすくなりますね。
関数は、Excel機能とコラボレーションできます。
今回のように、直接入力するのではなく、
一度数式を作って、コピペするほうが効率がいいですね。
参照は、スタートのセル(基準)
行数と列数のゼロは、基準からの移動距離をゼロとして基準点を固定します。
幅1は、幅1列で固定の意味。
名前の範囲が複数列の場合はその列数になります。
そして、高さは、表の一番下の数字、すなわち、COUNT関数の個数が高さです。
なお、Excel2003では、参照が基準になっています。
Excel2010になってから、細かいところが修正されてきました。
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