VLOOKUP関数。範囲って何?列番号ってどれ?
Excel2010でもおなじみのVLOOKUP関数。
見積書・請求書・納品書などで、使用している方も多いでしょうね。
京浜東北線内のTVCMで、某パソコンスクールさんでも、
取り上げていましたので、メジャーな関数だと思われます。
今回は、ピンク色の商品名にリストにある、商品名をもってくるというのを
参考にやってみましょう。
しかし、この関数。
結構、引っかかって、うまくいかない人が多いのが特徴ですね。
基金訓練をはじめとした、集中講座や、個別などでも、
うまくいかない人が多いのです。
で、どこで、引っかかるのか?
まず、1つめは、【何をしようとしているのわかっていない】
このVLOOKUP関数を簡単に説明しようとしたら、
コンビニでおなじみのPOSレジをイメージしてみましょう。
コンビニのレジで、商品のバーコードをピッってやると、
レジの表示板に、商品名と値段が表示されるわけです。
これをExcelでやりたい。
なぜ、やるのか。時間短縮はもとより、
"入力ミスを減らしたい"わけですね。
単価の打ち間違いなんで、論外ですからね。
まず、この目的=やりたいこと をハッキリさせる必要があるわけです。
次に引っかかるのが、VLOOKUP関数のダイアログボックスのコトバ。
最初のボックスの
【検索値】って何?って思いません?
先ほどのPOSレジを思い出してください。
最初に何をしますか?
商品のバーコードをピッってするのですよね。
すなわち、バーコード=商品番号。のことですね。
つまり、今回は、B4をクリックします。
次の【範囲】。
説明を読むとわかる~分けないでしょう。初めての人は。
なんで、関数って"一見さんお断り"なのでしょうか?
この【範囲】は、商品リストのことなのです。
データベースとかリストとかのほうがわかりやすいと思います。
ですので、今回は、F3:H12を選択します。見出しをいれても、動きますので、大丈夫ですが、ここで忘れてはいけないのは、"絶対参照"をしておく必要がありますね。
このようなテーブルとかリストとかは、必ず"絶対参照"をする必要がありますね。
次に、【列番号】。
説明を読んでも、よくわからない人が多いのは、ここですね。
今回の目的は、C2に、リストから商品名を参照したいわけですね。
ですので、商品名を参照。
すなわち、【範囲】の中で、商品名は、左から何列目にあるのか?
Excelに、参照したいアイテムのある列を教えてあげる必要があるわけです。
それが、この【範囲】です。
ですので、商品名は、【範囲】の左から"2"列目にありますので、2を入力。
最後に、【検索方法】
これは、0=false 1=true。のどちらかをいれます。
よく、省略できるとありますが、必ずいれるようにしましょう。
完全合致=falseというのは、わかりづらいですね。
今回のようなケースの場合は、falseを使用します。
なぜか?
例えば、コンビニで、コカコーラをレジにもっていった、
バーコードでピッとしたら、たまたま商品リストに入っていない。
なので、"似ている"ペプシをピックアップしてきたら、どう思います?
値段が同じならOKというのは、のぞいて…
これって、よくないですよね。
ですので、完全合致しないと、いけないわけです。
ということで、これで、OKをクリックして完成します。
まぁ、これがVLOOKUPの基本形ですね。
まだまだ、アレンジしないと、仕事では使いにくいですね。
そのあたりは、またの機会に。