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2012年6月4日月曜日

大河ドラマ。平清盛。関西地区で視聴率9.2%。う~む。

大河ドラマ。平清盛。
関西地区で視聴率9.2%。う~む。


大河ドラマ。平清盛。

平清盛を毎週、視聴しておりますが、
ご存知のように、視聴率が芳しくない。
やっと半年かけて、保元の乱まで、たどり着いたというのに。
芳しくない。
保元の乱の翌週の6月3日は、サッカーがあったこともあり、
関西地区ではついに一桁9.2%。
う~む…

あまり下がりすぎると、来年に響くので…
大河ドラマ50年で、打ち切りなんて…ことはないと思いますが。

その前の"保元の乱"を見て、
本当は、盛り上がっていい、"いくさ"の話。
しかし、なぜか、盛り上がらない。

なるほど、だから視聴率があがらないのかな。
と思ったことがあるので、
お芝居や演出の専門家でもなんでもないけど、
大河ファンとして書いてみちゃおうと。

まず、演者も良すぎて…。
キャラクターが濃すぎるからか、
キャラクターが独り立ちしすぎて、点になってしまっているように感じますね。

信西の阿部サダヲさん。素晴らしい!
後白河天皇の松田翔太さんも、凄味があるし。
為義の小日向文世さんも、
義朝との殺陣シーンの一太刀一太刀に魂が籠っている。

みなさんそれぞれに、主役を食べちゃっていますよね。

まぁ、当初からのわかりにくい点はしょうがないかな。

ある意味リアルなんだろうけど、視聴者に親切でない所もあるし。

上皇と天皇側を比較していく演出は、時間軸としてもわかりやすい。
"夜討ち"は、卑怯とか、これが戦とか、その当時の考え方を説明している。

ところが、
戦国期のいくさシーンと違うのをわかってもらわないと、
あのモタモタ感では、ザッピングされてしまうでしょう。

どこかで、こういうのがルールというのを教えてあげる必要がありますね。

兎丸の加藤浩次さんのセリフ。
「いつまでこんなことやってんねん。」これは視聴者の声でしょう。
「黙ってみておれ」というセリフでかえす。
このやり取りは、もっと前にしておいてあげると、

平安期のいくさのルールはこうなんだよ。といっておかないと、
単なる清盛と忠正がチャンバラになってしまっている。
いいシーンなのに。もったいない。豊原さんが素敵!

さらに、"夜討ち"をしているのだけど…なんなんだ、このモタモタ間。
ちっとも、緊迫感が映像から感じられない。早朝出勤じゃないんだから…

いろいろと歴史を知っていると、
"脳内アップデート"をして納得なんだけど。

見てない方に見てもらわないと、視聴率は回復しません。
今見ている方が見なくなっちゃうと、どんどん下がっちゃう。
下がると、来年は…。

これでは、清盛公も浮かばれませんね。

今日もクライアントさんに昨日の説明したし…。
負けた側が、なんで、普通の暮らしをしているの?
ふつう、投獄とか、監禁とかするんじゃないの?
戦があったのか?なかったのか?わからないといわれちゃいました。

次の山場は、平治の乱。どうなるのか、楽しみにしております。
最終回まで見るぞ!

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